ボトックス注射の効果は、ふくらはぎが細くなったり、しわの解消・多汗症の改善などの効果があるといいます。
ボトックスを注射すると、どのような悩みや症例に効くのでしょうか。表情筋による額にできる横じわ、眉間のしわ、目尻にできるしわを解消します。また、その他の効果としては、多汗症の改善やエラ張りの元となる咬筋をスッキリさせ、小顔効果や歯ぎしりを改善する効果があります。ボトックスを注入すると、しわの溝そのものを埋めるヒアルロン酸とは異なり、その局所の末梢神経の枝からの命令が筋肉に伝わりにくくなり、一部の筋肉が働かなくなりしわに効果があります。ボトックス注射はフェイスリフトの手術を受けたのと同じくらいの効果があります。個人差がありますが、ボトックスのしわに対する効果は3ヶ月〜6ヶ月程度です。ボトックスを注入すると、効果が現れるまでに2週間〜2ヶ月ほどかかります。また、3ヶ月〜8ヶ月程度で定期的に注射することにより効果は長続きします。施術方法は、注入部位によって異なりますが、一ヶ所あたり数十秒〜数分の時間で終了します。また、注入部位が多少黄色くなったり赤くなる場合があります。施術後お化粧などでごまかすことができ、通常2〜3日で消失しますので心配はありません。施術後3〜4日は他部位へのボトックスの拡散を防ぐため、注入部へのマッサージはしないでください。注射当日は入浴や飲酒を控えてシャワー程度にしてください。また最低作用期間である3ヶ月間は妊娠や授乳は安全性が未確認のため避けてください。化粧や洗顔、入浴は施術後行っていただいて大丈夫です。
ふくらはぎにボトックスを注射すると約2週間程で、ふくらはぎの筋肉が細くなってくるのが自覚できます。程度には個人差がありますが、時間がたつにつれてより細くなっていきます。通常は約半年でボトックスの効果が切れて、元に戻っていきます。追加注入はその効果が切れかける頃が時期です。効果が全く表れない場合がごく稀にありますが、これは薬の耐性ができてしまためです。例えば3ヶ月以内に何度も注射すると中和抗体ができやすいようです。ボトックスの施術方法は、6ヶ所ほどの筋肉内に注射します。ふくらはぎの筋肉に力を入れるか足首を伸ばした状態にしておきます。注射は短時間で終わり、腫れや痛みもほとんどなく、注射後すぐに歩いて帰れます。ボトックスを注射した後2〜3日くらいは足がもつれるような感じがして歩きづらくなったり、足が疲れやすく感じたり、また足がだるく感じることがありますが、徐々に薄れていきます。ボトックスを注射した当日はシャワー程度にして入浴は避け、注射後は2〜3日くらいは激しい下半身の運動や自動車の運転などは控えたほうがよいでしょう。アレルギー症状が出る場合はすぐに医師に相談してください。
ボトックスは米国アラガン社の商品名です。眼科や神経内科で、眼瞼・顔面痙攣などの治療に筋肉の弛緩効果を利用して用いられていました。シワ取りなどの効果が認められ、アンチエイジングにもボトックスが用いられるようになってから急速にその使用が拡大してきました。ボトックスの主要成分は、クロストリジウム・ボツリナム、クロストリジウム属菌のA型毒素です。その薬理作用はアセチルコリン分泌阻害です。眉間や額、目尻のシワなどの表情筋の一過性麻痺を生じさせます。その結果、皮膚に付着した筋肉(表情筋)の収縮がシワの発生に大きく関与している部分には非常に効果的です。つまり表情筋によるシワの治療で手術などの従来の方法では、難しいとされてきましたが、ボトックスは非常に効果があります。ただボトックス注入後、数時間の頭痛やまぶたが重たく感じたり、注入量が多すぎると眼瞼や眉毛の下垂が起こることがあります。また長期間にボトックス治療を続けると、ボトックスに抗体ができて効果がなくなる可能性があります。表情が乏しくなったり眼瞼や眉毛が下がったりしてしまうことがありますが、これはボトックスを注射する際に、量が多すぎるために表情筋の動きを抑制しすぎてしまって起こります。 ボトックスを注入する量は注意する必要があります。