白髪のメカニズム

白髪とは、年齢を重ねるにつれて色素細胞の能力が衰え、毛髪の色素が消失した状態のことであります。とくに、もともと黒などの色味を持った毛髪の中から特定の成分を失うことにより、白または銀色に見えるようになったものをいいます。白髪が生ずる原因の大半は加齢または精神的ストレスであります。 よく「白髪を抜くと増える」と言われるが、実際は迷信で抜いても増えません。
毛細血管や神経がある毛乳頭のまわりには、毛母細胞があります。毛母細胞の間には、髪の色を作るメラニン色素を生成するメラノサイト(色素形成細胞)があり、そこでメラニン色素を生成、コルテックスに行き渡り、髪に色をつけているのです。加齢や病気などにより、メラノサイトが徐々に減少、それに比例してメラニン色素も減少します。その結果、髪の色素が薄くなり、白髪になるというわけです。

白髪の原因とは?

白髪は、黒い髪とは別の髪の毛が出てくるのではなく、もともと黒かった髪が白くなって出てくるというより、私たちの髪は元々全部白いのです。それが黒くなっているのは紫外線を受けると髪の毛のメラニン色素が褐色化して髪を黒くするためです。   
髪の毛を黒くするメラニン色素の働きを活発にさせてくれるのがヨウ素という栄養物質で、食物からの摂取量が不足すると、髪の毛皮質の部分にあるメラニン色素の働きが悪くなるため、毛皮質が自然に透明になり、中の水泡体を含む毛髄質が光線に反射して白く見えます。これが通常白髪といわれている髪の状態なのです。はっきりしいていることは、白髪は老化現象のひとつであるということです。

白髪を減らすためには

白髪を減らそうとする場合、まず原因を解決することが必要になります。目立つからといって、白髪を抜くのは厳禁です。抜いた後に黒い髪が生えてくる補償がないうえ、抜いた毛穴が炎症を起こすことがあるのでご注意ください。
白髪とストレスの関係についてですが、「苦労すると白髪が増える」という話をよく聞かれると思います。ストレスと髪の毛の関係はとても深く、身体にストレスがかかると、毛細血管が収縮してしまうため、毛母細胞の働きを弱める原因になります。ただし、「一晩にして真っ白になる」というのはウソ。黒い髪は、ある日突然白くなることはありません。

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